ソニーグループ株式会社との共催で「宇宙を拓く」と題したイベントを開催いたしました。

本郷キャンパス　HASEKO-KUMA HALLでの会場参加と、YouTubeライブでのオンライン参加のハイブリット形式にて実施し、中高生を中心に750名を超えるたくさんのお申込をいただきました。

会場では参加者の他に、50名を超える保護者の方にも控室にてイベントの様子をご覧いただき大盛況のイベントとなりました。

＜プログラム＞

日時：2023年12月16日(土)

第１部

　パート1　講演「宇宙はなぜ人をわくわくさせるのか～その魅力と利用を探る～」

　　東京大学大学院工学研究科　航空宇宙工学専攻　教授　中須賀 真一

　パート2　講演「宇宙で液体をあやつる。～無重力の世界で、ためる、ながす、わかる、のむ。」

　　東京大学大学院工学研究科　航空宇宙工学専攻　教授　姫野 武洋

第２部

　講演・デモ「STER SPHRE プロジェクト　君たちは宇宙ネイティブだ！」　

　　ソニーグループ株式会社　宇宙エンタテインメント推進室　

　　室長　中西 吉洋　　アプリ開発リーダー　岡 晃平

第３部　ワークショップ「宇宙を拓く　未来の仕事」

　ソニーデザインコンサルティング株式会社　クリエイティブディレクター　福原 寛重

　ソニーデザインコンサルティング株式会社　シニアマネージャー　江下 就介

　東京大学大学院工学研究科　航空宇宙工学専攻　教授　姫野 武洋

第１部は、アポロ11号の月面着陸から最新の超小型衛星やベンチャー企業による月着陸の挑戦まで、宇宙を舞台にどんな活動が行われ、将来どんなことが実現されようとしているのか、重力のない宇宙環境でどうすれば楽しく生活することができるか、というテーマで講演を行いました。

第2部では、実物大の人工衛星の模型や最新システムのデモを交えながら、STER SPHRE プロジェクトが手掛けている宇宙エンタテインメント事業の活動をご紹介いたしました。

第3部のワークショップでは、本イベントのテーマである「宇宙」とそれぞれの「好き」を掛け合わせることで「未来の職業」のアイディアを募り、未来の可能性や将来の夢についてセッションを行いました。

会場参加者だけでなく、オンライン参加の方々からもたくさんの興味深いアイディアが出され、第1部・第2部の登壇者も交えながらのセッションは大いに盛り上がりました。

実施後の参加者アンケートでは、「わかりやすく、楽しかった」という声をたくさんいただきました。最先端の研究を知り、宇宙を身近に感じることで、興味を深め、一人ひとりが未来について考える時間となりました。